車検のお役立ちコラム

外車・輸入車の車検代はなぜ高い?相場と費用を抑える方法とおすすめ専門店5選

公開日:
2023.3.28
更新日:

「外車(輸入車)の車検は高い」というイメージから、車検の時期が近づくと不安になる方も多いのではないでしょうか。実際に、ディーラーでの車検費用は国産車より1〜2割ほど高くなる傾向があります。

しかし、なぜ外車の車検費用は高額になるのでしょうか。その理由を正しく理解し、適切な業者選びと工夫をすれば、費用を賢く抑えることが可能です。

この記事では、外車の車検費用が高くなる理由から、具体的な費用相場、そして車検費用を安く抑えるための5つのコツまで、専門店の視点から詳しく解説します。安心してお任せできるおすすめの業者もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

1.車検費用の内訳:法定費用・基本料金・整備費用の3つ

車検費用のイメージ

車検費用は、大きく分けて3つの料金で構成されています。それぞれの内容を理解することが、費用を抑える第一歩です。

1-1.車検に掛かる費用は「法定費用」「基本料金」「整備費用」の3つ

法定費用:国や保険会社に支払う法律で定められた費用です。自動車重量税、自賠責保険料、印紙代が含まれます。車種や重量によって金額が決まっており、どの業者に依頼しても一律です。

車検基本料金:車検を依頼する業者に支払う費用です。24ヶ月点検料、測定検査料、代行手数料などが含まれます。この料金は業者が自由に設定できるため、業者選びの重要な比較ポイントになります。

整備費用:点検の結果、交換や修理が必要になった部品や作業にかかる費用です。車の状態によって変動し、部品代や工賃も業者によって差が出ます。

1-2.法定費用は外車と国産車で変わらない

法定費用は、外車か国産車かという区別で金額が変わることはありません。ただし、費用の一部である「自動車重量税」は車両の重量に応じて税額が定められているため、結果的に重量が重い傾向にある外車の方が高くなることがあります。

  • 自動車重量税
    <自動車重量税の税額>
    車両重量自動車重量税(2年自家用車)
    ~0.5t8,200円
    ~1.0t16,400円
    ~1.5t24,600円
    ~2.0t32,800円
    ~2.5t41,000円
    ~3.0t49,200円

    この表にあるように、0.5トン刻みで自動車重量税の税額は定められています。重い車ほど税金を多く支払う必要があるということです。
    本来自動車重量税というのは、車が走ることによって傷んでしまう道路の修繕に使う、という目的から徴収されていたものです。そのため道路への負担が大きい重たい車からたくさん税金を徴収する、ということからこのような税額が決まりました。
    現在自動車重量税はそのような特定財源ではなく、一般財源化されていて、教育や医療などにも使われるようになっています。

  • 自賠責保険料
    車種(自家用乗用自動車、軽自動車など)によって金額が定められており、車のメーカーやサイズによる違いはありません。
  • 印紙代
    検査手数料として支払うもので、国の「指定工場」か「認定工場」かによって数百円程度の差があります。

2.【業者別】外車・国産車の車検費用相場を比較

車検の総額は、依頼する業者によって大きく変わります。ここでは、業者ごとの費用相場とそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。ご自身の希望に合った業者を見つける参考にしてください。

2-1.カーディーラー

外車:約9万円~

国産車:約7万円〜

  • 取り扱いメーカーの車両の整備経験や知識が豊富
  • 基本料金や整備費用は高め
  • そのぶん、保証やアフターサービスが充実している場合が多い

2-2.車検専門店

外車:約6万円~

国産車:約4万円〜

  • 基本料金は安めに抑えていることが多い
  • 幅広いメーカー、車種に対応している
  • 指定整備工場を保有していれば、短時間での対応も可能

2-3.ガソリンスタンド

外車:約6万円~

国産車:約4万円〜

  • 基本料金はとても安く抑えていることが多い
  • 幅広いメーカー、車種に対応している
  • 指定整備工場を保有していれば、短時間での対応も可能
  • 燃料代の割引など、ユニークな特典を受けられるケースが多い

2-4.中古車販売店・整備工場

外車:約7万円~

国産車:約6万円〜

  • 店舗によって、料金やサービス、技術力の差が大きい
  • 少人数体制の店舗が多く、整備士さんと直接相談ができたりする
  • 近所の店舗なら、車検後も気軽に相談ができる

3.外車の車検費用が高くなる3つの理由

外車の車検費用が高いイメージ

なぜ外車の車検費用は、国産車に比べて高くなる傾向があるのでしょうか。主に以下の3つの理由が挙げられます。

3-1.車両重量が重く、税金が高い傾向にある

外車は、剛性や安全思想の違いから、同クラスの国産車に比べて車両重量が重いモデルが多くあります。前の章で解説した通り、自動車重量税は車両の重量に比例して高くなるため、結果として法定費用の一部が割高になることがあります。

3-2.専門的な技術や工具が必要で工賃が高い

外車の整備には、専用の工具やコンピューター診断機が必要になるケースが少なくありません。また、国産車とは異なる構造や設計思想を持つため、整備に専門知識と時間がかかります。そのため、作業工賃(技術料)が国産車よりも高く設定されていることが一般的です。

3-3.部品代が輸送コストなどで割高になる

点検の結果、部品交換が必要になった場合、外車の純正部品は海外からの輸送費などが上乗せされるため、国産車の部品に比べて高価になりがちです。特にディーラーで純正部品を使った整備を行うと、この部品代が整備費用全体を押し上げる一因となります。

4.外車の車検費用を安く抑える3つのコツ

車検費用を抑える方法を考えるイメージ

高くなりがちな外車の車検費用ですが、いくつかのポイントを押さえることで、賢く節約することが可能です。

4-1.複数の業者から見積もりをとる

車検基本料や整備費用は、車検業者によって異なります。そのため車検の見積もりは1社だけではなく数社からとることをおすすめします。
そうすると、同じような整備内容でも、業者によって金額が違っていることが分かるはずです。
また、整備内容や金額を比較することで、納得して車検を受けることができるようになります。

4-2.日頃からメンテナンスをおこなう

車検のときにまとめて整備もしてもらおうとすると、そのぶん車検時に用意しなければならない予算が増えてしまいます。
しかし日頃からメンテナンスをおこない、小さな不具合のうちに整備をしていれば、車検のときにあらためて高額の予算を用意する必要はなくなります。
外車の多くは、消耗品は限度がきたらすぐに交換するということと、不具合を防ぐのではなく不具合が出たらすぐに交換をする、というコンセプトで設計されています。
国産車のようにだましだまし乗り続ける、というのは、かえって高額の整備費用を招く行為である、と考えておくのが正解といえます。

4-3.割引サービスなどを利用する

車検業者によっては、車検を依頼することで得られるさまざまな割引サービスを用意している場合があります。
インターネットからの申し込みによる割引や早期予約割引、リピート割引などといったサービスを用意しているところもありますので、そういったものをかしこく利用すると車検費用を抑えることが可能です。

5.おすすめの車検業者5選

外車オーナーのかたでも安心して車検をまかせられる車検業者を5社、ご紹介します。

5-1.ニコニコ車検

ニコニコ車検

事前点検あり
点検項目法定点検56項目を含んだ全112項目
工場指定工場(店舗により認証工場)
アフターフォロー
  • 車検後2年間の整備保証
  • 車検後6ヶ月、18ヶ月点検無料
割引
  • ガソリン2年間5円/L引き
  • Web限定1,000円引き
代車費用
  • 指定工場の店舗:月曜日~金曜日無料、土日1,100円/日
  • 認証工場の店舗:全日1,100円/日
  • 店舗は仲町台店センター南店寒川店平塚店小田原東インター店新百合ヶ丘店八王子堀之内店所沢店の8店舗。
  • 輸入車の車検基本料金は税込22,000円。
    事務手数料が3,300円。
    あとは国に収めるお金「法定費用」だけです。
  • 車検時のオイル交換が無料。
    また6ヶ月ごとの定期点検時のオイル交換代が、大幅割引になります。
    通常3,980円(小型自動車の場合)のオイル交換が特別価格2,200円(税込)で受けられます。
    ※店舗指定のオイルになります。
    ※ディーゼル車は別途費用が発生します。
  • 事前点検で丁寧に説明をしてくれるので、正確な情報がわかります。
  • 車検後2年間の整備保証付き、6ヶ月・18ヶ月点検無料で安心です。
  • ガソリン2年間5円/L引き
    八王子堀之内店(月間上限50L)・新百合ヶ丘店(月間上限200L)は会員割引との併用で5円/L引きとなります。
    ※半年ごとの更新が必要です。
  • タイヤローテーションも車検・12カ月点検時に無料となります。
  • Webを見てのメール・お電話からのお見積りで1,000円引き。

地域最安値保証 ニコニコ車検

5-2.さくら車検 外車館

事前点検あり
点検項目法定24ヶ月点検
工場認証工場
アフターフォロー車検後6ヶ月または5,000km以内の整備保証
割引
  • 紹介割引3,000円オフ
  • リピート割引5,000円オフ(2回目以降)
  • 法人割引3,000円オフ(2台以上所有)
代車費用無料
  • コンパクトカーから大型SUVまで車検基本料は一律38,500円です。
  • 輸入車専用の工具やコンピュータ診断機などを各種揃えていることで、世界各国の車に対応しています。
  • 車検切れの車にも完全対応。1台ごとに仮ナンバーを取得するか、積載車を用意して迅速に引き取りに伺います。
  • 対応エリア内の出張引き取りと納車は無料です。

5-3.イエローハット

事前点検あり
点検項目法定点検57項目、日常点検15項目、その他約30項目
工場指定工場(店舗により認証工場)
アフターフォロー車検後6ヶ月間または10,000kmまでの整備保証
割引
  • 早期予約割引
  • 初回割引
  • リピート割引
  • 即決割引
代車費用無料※事前予約が必要
  • 早さと安心を提供する『60分車検』を行っている店舗もあります。
  • 事前にご予約いただくと、無料で代車のご用意ができます。
  • 店舗によって車検の料金や割引額が違うので確認が必要です。

5-4.車検館

事前点検あり
点検項目法定点検56項目
工場指定工場
アフターフォロー車検後12ヶ月または10,000km整備保証
割引なし
代車費用なし
  • 最短45分で車検が完了するスピード車検を実施しています。
  • 実際に車両に立ち会いながら整備士が直接、点検・整備内容を説明します。
  • 待ち時間の間は、店内で無料のドリンクを飲んだり、雑誌を読んで過ごすことができます。マッサージチェア、キッズコーナーも完備しています。
  • 車のことで気になるところがあったら、いつでも無料で点検してくれる「10項目点検プラス」があります。

5-5.車検のコバック

事前点検あり
点検項目法定点検56項目を含んだ全101項目
※スーパーセーフティー車検の場合
工場指定工場(店舗により認証工場)
アフターフォロー 車検後10年間の整備保証
※スーパーセーフティ車検に限る
割引他社の車検料金から10%オフ
代車費用スーパーセーフティー車検のみ無料
  • 車検のコバックより安い他店の見積書を持参すると、その価格より10%オフで提供してくれる。
  • 簡単な整備と調整のプラン「スーパーテクノ車検」(作業時間45分~)と、充実の予防整備付き車検のプラン「スーパーセーフティ車検」(作業時間1日~)の2種類があります。 ※「スーパーセーフティ車検」は車種によって値段が異なります。
  • 簡単な車内清掃、外装洗車が無料で受けられます。 ※スーパーセーフティー車検に適用
  • 店舗によって車検の料金や割引額が違うほか、輸入車の車検や整備を行っていない店舗が一部ありますので、ホームページをご確認ください。

6.まとめ

今回は、外車の車検費用について解説しました。
外車の車検費用が高くなりがちなのは、主に以下の3つの理由があるためです。

1.車両が重く、自動車重量税が高くなる傾向
2.専門的な技術や工具が必要で、工賃が割高になる
3.部品を海外から取り寄せるため、部品代が高価になる

これらの要因は避けられない部分もありますが、工夫次第で費用を賢く抑えることは十分に可能です。
車検の時期が近づいてきたら、まずは複数の業者から相見積もりを取って比較することから始めましょう。その上で、日頃からこまめなメンテナンスを心がけ、利用できる割引サービスを積極的に活用すれば、納得のいく価格で大切な愛車のコンディションを維持することができます。

この記事が、あなたのカーライフの一助となれば幸いです。

この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立。国産・輸入車の紹介からカスタマイズ、自動車周辺企業への取材など、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。