車検のお役立ちコラム
【専門家が解説】車検費用を安く抑える5つのコツ|期間や事前準備も紹介
- 公開日:
- 2022.1.7
- 更新日:

車検は、公道を安全に走行するために国が定める定期的な自動車検査です。車が保安基準に適合しているかを確認し、不適合な箇所があれば整備が必要になります。
しかし、「車検は費用が高い」「いつから準備すればいいかわからない」といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、車検の基本的な仕組みから、費用を賢く抑える具体的なコツ、適切な準備期間までをわかりやすく解説します。計画的な準備で、お得に車検を済ませましょう。

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- 目次
1.車検の費用を抑えるなら事前点検が重要
車検の費用は、大きく分けて「法定費用」と「車検基本料」の2つで構成されます。
・法定費用:自動車重量税、自賠責保険料、印紙代など、国に支払う法律で定められた費用です。車種や重量によって金額が決まっており、どこで車検を受けても同額です。
・車検基本料:点検や測定、書類作成などを行う業者に支払う費用です。これには、整備が必要になった場合の部品代や工賃は含まれません。
追加の整備費用が発生すると、総額が予想以上にかさむことがあります。

1-1.車検費用の内訳とは
車検の費用は、大きく分けて「法定費用」と「車検基本料」の2つで構成されます。
・法定費用:自動車重量税、自賠責保険料、印紙代など、国に支払う法律で定められた費用です。車種や重量によって金額が決まっており、どこで車検を受けても同額です。
・車検基本料:点検や測定、書類作成などを行う業者に支払う費用です。これには、整備が必要になった場合の部品代や工賃は含まれません。
追加の整備費用が発生すると、総額が予想以上にかさむことがあります。
1-2.事前点検で追加費用を防ぐ
事前点検とは、車検本番の前に、車が保安基準に適合するかどうかをあらかじめ確認する点検のことです。
走行距離に応じて消耗するタイヤやブレーキパッド、ライトの点灯具合、オイル漏れの有無などをチェックし、車検に通らない可能性のある箇所を事前に洗い出します。
この事前点検を受けておくことで、車検当日に想定外の整備費用が発生するのを防ぎ、総額の見積もりを正確に把握できるため、安心して車検に臨むことができます。
2.車検はどのくらい前から準備すればいい?
車検証に記載されている有効期限ギリギリになって、あわてて手続きを進める、というのは、おすすめしません。
思わぬ不具合があった場合などに、対処する余裕がなくなってしまうからです。
余裕を持った準備をしていきましょう。
2-1.車検の有効期間
車種や用途によって車検の有効期間は異なります。一般的な自家用乗用車の場合、以下の通りです。
・新車購入時:初回の車検は登録日から3年後
・2回目以降:前回の車検から2年ごと
中古車の場合は、前の所有者から車検の有効期間を引き継ぎます。
購入時に新たに車検を取得した場合は、その日から2年間が有効期間となります。ご自身の車の有効期間は、車検証やフロントガラスのステッカーで必ず確認しましょう。
2-2.車検を受けることができるタイミング
車検証には、車検の有効期限が書いてあります。
フロントウインドウに貼付されている車検ステッカーや車検証で有効期限を確認し、時期が近づいたら、早めに準備を進めておくことをおすすめします。
2-3.早めに予約をしておけばいろいろと安心
車検を受けるときには、車検証や自賠責保険証明書、自動車税納税証明書などが必要となります。
このうち、自動車税納税証明書は、電子化されている地域がほとんどとなったため、納税をおこなっていれば現場でそれが確認でき、納税証明書自体が発行されないところも増えました。
いずれにしても、いざ車検を、と思ったとき、たとえば車検証がない、となると、再発行には時間と手間が掛かってしまいます。
できれば有効期限の2ヶ月くらい前から、書類の確認や事前点検などをおこなっておくと、スムーズです。
2-4.繁忙期はより早めに動きたい
毎年3月や9月は、車検を受ける車が多い時期となっています。
このときは整備工場にも余裕が少なく、ユーザー側が希望するスケジュールに合わせた整備作業がおこないづらくなります。
そのため、車検が3月や9月の車は、早めに点検や作業の予約をとるようにしましょう。
3.車検の期間と費用を抑えるコツ
車検の費用のうち、法定費用は一律ですので抑えようがありません。
抑えられるのは、点検費用も含んだ、諸費用です。

3-1.指定工場ならその場で車検ができるので費用が安め
車検を受けられる工場には「指定工場」と「認証工場」の2種類があります。
・指定工場:自社工場内に車検ラインを持ち、検査から合格証の発行までを一貫して行える。陸運支局へ車両を持ち込む手間がないため、時間と費用を抑えやすい。
・認証工場:車両の分解整備は行えるが、車検ラインはない。整備後、陸運支局に車両を持ち込んで検査を受けるため、運搬費用などが上乗せされる場合がある。
費用と時間を節約したいなら、その場で車検が完了する「指定工場」を選ぶのがおすすめです。
3-2.事前点検を受けておけば待ち時間が少ない
事前に見積もりを兼ねた点検を受けることで、車検に合格するために「必須の整備」と、今後のために推奨される「予防的な整備」を明確に区別できます。
業者によっては、まだ交換の必要がない部品まで交換を勧め、費用が高額になるケースもあります。
事前点検で整備内容と費用をしっかり確認し、本当に必要な作業だけを依頼することが、費用を抑える重要なポイントです。これにより、車検当日の作業時間も短縮できます。
3-3.日ごろのメンテナンスも大事
車検費用の多くを占めるのは、消耗品の交換費用です。日ごろからご自身で車の状態をチェックする習慣をつけることで、車検時の大きな出費を防げます。
・タイヤの溝や空気圧の確認
・ウォッシャー液の補充 ・ライトやウインカーの点灯確認
これらの簡単なチェックは、安全運転にも直結します。
異常に早く気づければ、軽微な修理で済むことも少なくありません。
定期的なセルフメンテナンスが、結果的に車検費用を抑えることにつながります。
3-4.お得な特典を利用する
車検をおこなっているお店によっては、さまざまな特典を用意しているところがあります。
たとえばガソリン代の値引きや、早めに予約をすると車検基本料を割り引く、といったものが、代表的な特典です。
そういう特典をかしこく利用する、というのも、考えておきたいポイントです。
3-5.ユーザー車検を検討する
ユーザー車検とは、業者に依頼せず、自分で車両を陸運支局に持ち込んで検査を受ける方法です。
最大のメリットは、業者に支払う車検基本料や代行手数料がかからないため、費用を法定費用のみに抑えられる点です。
ただし、車両の点検・整備を自分で行う知識と技術が必要であり、平日に陸運支局へ出向く時間も確保しなければなりません。
車の知識に自信があり、手間を惜しまない方にとっては、最も費用を安く抑えられる選択肢と言えるでしょう。
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4.ニコニコ車検で車検費用を抑えよう
ニコニコ車検は、車検ひと筋31年、累計車検実施台数20万台という信頼と実績があります。
安全第一をモットーとしながら、安さの追求でお客様にニコニコになっていただくことを使命としているニコニコ車検をご紹介します。
4-1.車検基本料は11,000円
ニコニコ車検の車検基本料は、国産車は税込11,000円です。
車検時に必要となるのは、この車検基本料と法定費用のみとなります。
※輸入車は税込22,000円となります
4-2.ガソリン代が2年間5円/L引き
ニコニコ車検で車検を受けた車は、車検後2年間、ガソリン代を1Lあたり5円引きで提供します。
長距離ドライブが多いかたは、よりお得です。
※八王子堀之内店(月間上限50L)・新百合ヶ丘店(月間上限200L)は会員割引との併用で5円/L引きとなります。
※半年毎の点検をおこなってください
4-3.タイヤローテーション、オイル交換無料
タイヤローテーションは車検時、12ヶ月点検時は無料。
さらに、通常3,980円(小型自動車の場合)のオイル交換を、
・車検時→無料
・6ヶ月ごとの定期点検時→特別価格2,200円(税込)
でおこないます!
※店舗指定のオイルになります。
※ディーゼル車は別途費用が発生します。
4-4.法定項目以外に独自の点検項目もあって安心
ニコニコ車検の点検項目は、法定の56項目に加えて独自に112項目をおこないます。
事前点検は無料で、もし不具合がある場合には、明確に整備内容や費用をお伝えし、ご納得いただいてから整備作業をおこないます。
事前点検に必要な時間は約1時間です。
4-5.車検後6ヶ月と18ヶ月の点検が無料
車検を受けたあと、6ヶ月と18ヶ月の点検を無料でおこないます。
そのときにもし不具合があった場合も、事前点検と同じく、整備内容や費用を明確にお伝えします。
さらに、12ヶ月点検は税込11,000円で実施できます。
4-6.車検後2年間の整備保証付き
車検後2年間、つまり次の車検までの間、ニコニコ車検でおこなった部品交換や整備に対して保証をお付けします。
そのため、安心して整備をおまかせいただけます。
ぜひ、ニコニコ車検にお任せください!
5.よくある質問
Q1.事前点検って何?
車検を受ける前に、その車が車検に通るかどうかを確認する作業です。
もし不具合がある場合には、その場で整備をおこなうか、時期を決めて整備をおこなうか、判断ができます。
事前点検を受けずに車検にいたった場合には、法定費用と車検基本料に加えて、整備費用が加わってしまう可能性があり、思わぬ出費となることもあります。
事前点検を受けていれば、不具合がある場合を除き、車検時に必要なのは法定費用と車検基本料のみです。Q2.車検の期間は何年?
普通自動車の場合、車検は新車購入後は3年、その後は2年ごとです。
4ナンバーの貨物自動車の場合には、新車登録後は2年、その後は1年ごととなります。
軽自動車では、自家用車は新車登録後3年、その後は2年ごとと、普通自動車と同じです。
4ナンバーの貨物自動車では新車登録後は2年、その後も2年ごととなります。Q3.ユーザー車検は安いって聞くけど?
ユーザー車検は、ユーザー自身が点検をおこない、陸運支局に車を持ち込んで車検を受ける作業のことをいいます。
自身で手続きをすべておこなうため、車検基本料は必要ありませんが、法定費用は他の場合と同じ金額が必要です。
ニコニコ車検は、車検基本料11,000円でプロが点検します。ぜひご検討ください。
- この記事の執筆者
- 自動車専門ライター 高田 林太郎
- 自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立。国産・輸入車の紹介からカスタマイズ、自動車周辺企業への取材など、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。



【8.オイル交換無料について】当店選定のオイルになります。またディーゼル車の場合、別途費用が発生します。