車検のお役立ちコラム

【2024年版】クレジットカード払いができる車検業者5選!車検一筋29年のプロが解説

公開日:
2022.10.27
更新日:

車検を受けるためにはまとまった費用が必要となるため、クレジットカードで支払いたいという方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、車検費用のクレジットカード払いは可能です。
ただし多くの業者では「法定費用」のみ現金払いとなり、全額をカードで支払えるケースはまだ限られています。
ここでは、なぜ車検費用の一部しかクレジットカードが使えないのか、全額クレジットカードで支払えるところはあるのかなどを、車検一筋30年のプロがご説明します。
あわせて、クレジットカード払いができる車検業者5社もご紹介します。

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目次

1.車検費用をクレジットカード払いにできる?

それなりの費用が必要となる車検。現金で支払うよりもクレジットカードで支払いたい、という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ここまでキャッシュレスが進んだ現在でも、車検費用に関してはクレジットカードが使えないところがまだまだ多い、というのが現状です。
それがなぜなのか、解説します。

クレジットカード

1-1.車検費用の内訳は3つ|法定費用・車検基本料・整備費用

車検費用を大きく分けると以下の3つに分類できます。

  • 法定費用…法律で定められている税金や保険などの費用
  • 車検基本料…車検業者が車検を代行する費用(費用の名目は業者によって様々です)
  • 整備費用…車検に合格するために必要な整備のための費用

車検費用の内訳について詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください。
関連記事:車検費用の平均はいくら?軽自動車と普通車の金額の違いはなに?を解説!

1-2.「法定費用」は現金払いであることが多い

法定費用は、車種ごとに法律で定められている金額であり、自動車重量税、自賠責保険料、印紙代のことをさします。
法定費用は最終的には国や保険会社に支払われるものなので、車検業者の利益は全く含まれていません。
クレジットカード払いの場合、支払い金額の一部を手数料としてクレジットカード会社に納めなければなりません。車検業者は、手数料の分だけ赤字となってしまいます。

また、車検を受けるためには法定費用をすぐに支払う必要がありますが、クレジットカード払いの場合だと車検業者に現金が入るまで一定の時間がかかってしまいます。
法定費用は高額になりますので、クレジットカード払いが増えると車検業者自身のキャッシュフローに与える影響が大きくなってしまいます。

以上のような理由から、法定費用に関してはクレジットカード払いができず、現金払いのみという車検業者が多くなっています。

1-3.「車検基本料」や「整備費用」はクレジットカード払いができる

車検基本料は、車を実際に検査する前、故障していたり整備不良だったりしていないかを確認するための作業料金で、整備費用は実際に整備を行った際の部品代や作業工賃です。
車検基本料は車検業者が任意で設定しているものですし、整備費用は、実際に行った整備内容によっても変わってきますが、その工賃も車検業者が任意で設定しています。
そのため、この部分に関しては一般的な買い物と同じように、クレジットカード払いに対応している車検業者なら、クレジットカードで支払うことが可能です。
もちろん分割手数料の分、支払額は増えることになりますが、分割払いも可能となっています。

1-4.法定費用を含めて全額クレジットカード払いできる業者もある

一部の車検業者では、法定費用も含めた車検費用の全額をクレジットカードで支払うことができるところも存在しています。
例えば自動車ディーラー。一部の販売店では車検費用のクレジットカード払いは不可、というところもありますが、日産やホンダ、ダイハツなどの正規ディーラーは、車検費用全額のクレジットカード払いに対応しています。
また、トヨタは自社が発行している『TS CUBICカード』のみ、法定費用を含んだ車検費用全額のクレジットカード払いが可能です。他社カードの場合には、法定費用を除いた車検費用の支払いが可能となっています。
このように、主にディーラー・メーカー系列の車検サービスでは、法定費用のクレジットカード払いができるところも多いようです。

2.クレジットカード払いのメリット・デメリット

それでは車検費用をクレジットカード払いとしたときの、メリットとデメリットを確認してみましょう。

メリットとデメリット

2-1.メリット

クレジットカード払いの大きなメリットは、手元に現金を用意しなくてもいいところです。
車検だからといっていちいち銀行に行って現金を下ろしてくる必要はなく、今現在、手元に現金がなくても、クレジットカード会社への支払い日までに口座に資金が入っていればいい、というのは、非常に便利です。
さらに、利用した額に応じたポイントがつく、というのもメリットといえます。車検はそれなりに費用がかかりますので、もらえるポイントも大きいものとなります。

さらに、分割払いやリボ払いを利用すれば月々の負担を軽減できるのもメリットです。手数料はかかりますが、まとまった現金を用意するのが難しいときの選択肢として有効です。
また、カードの利用明細で車検費用が記録されるため、家計や経費の管理がしやすくなるという利点もあります。

2-2.デメリット

デメリットとしては、車検費用の総額に注意が必要なことです。
すでに述べた通り、車検業者はクレジットカードの手数料をカード会社に支払わなければなりません。
法定費用までカード払いを可能にすると、その手数料も高くなってしまいますので、その分「車検基本料」や「整備費用」が高めに設定されていることも考えられる、ということです。
もちろん、金額を確認し自身で納得できるのであればなんの問題もありません。

クレジットカードでは法定費用を支払えないという業者は、車検費用を少しでも安くして提供するために、やむを得ずそうしているという場合もあります。
一概に「カード払いができないのは非良心的だ」という訳ではありませんので、ご注意いただければと思います。

もうひとつ注意したいのが、カードの利用限度額です。車検費用は車種や整備内容によって10万円〜20万円以上になることもあります。同時期に他の大きな支出が重なると限度額を超えてしまうリスクがあるため、事前に利用可能額を確認しておきましょう。

また、クレジットカード払いに対応していない業者もまだ多いため、カード払いにこだわることで業者の選択肢が狭まる点にも留意が必要です。
車検費用を安く抑えるコツについて詳しくは、下記記事もご覧ください。

関連記事:車検ひと筋29年のプロが伝授、車検費用を抑える5つのコツ

3.車検費用をクレジットカード払いにする前に確認すべき3つのポイント

クレジットカード払いで車検を受ける際に、事前に確認しておきたいポイントは下記の3つです。

  • ポイント①:カード払いの対象範囲を確認する
    車検基本料と整備費用のみカード対応なのか、法定費用も含めて全額対応なのかは業者によって異なります。見積もりの段階で「どこまでカード払いできるか」を必ず確認しましょう。
  • ポイント②:利用可能なカードブランドを確認する
    VISA・Mastercard・JCBなど、対応しているカードブランドは業者ごとに異なります。自分が持っているカードが使えるかどうか、事前に問い合わせておくと安心です。
  • ポイント③:カードの利用限度額を確認する
    車検費用は車種や整備内容によって10万円〜20万円以上になることもあります。限度額に余裕があるか確認し、必要であればカード会社に一時増枠を申請しておきましょう。

車検前の見積もりの重要性については、下記記事で詳しく解説しています。
車検の見積もりはいつからがおすすめ?時期・必要書類・業者比較のコツ

4.クレジットカード払いができる車検業者5選

クレジットカード払いができる車検業者は、まだそれほど多くはありません。ここではその中からおすすめの車検業者を5社、ご紹介します。

4-1.ニコニコ車検

ニコニコ車検

事前点検あり
点検項目法定点検56項目を含んだ全112項目
工場指定工場(店舗により認証工場)
アフターフォロー
  • 車検後2年間の整備保証
  • 車検後6ヶ月、18ヶ月点検無料
割引
  • ガソリン2年間5円/L引き
  • Web限定1,000円引き
代車費用
  • 指定工場の店舗:月曜日~金曜日無料、土日1,100円/日
  • 認証工場の店舗:全日1,100円/日
クレジットカードでの支払い基本料金、整備費用のみ対応可能(法定費用は現金)
  • 店舗は仲町台店センター南店寒川店平塚店小田原東インター店新百合ヶ丘店八王子堀之内店所沢店の8店舗。
  • 国産車の車検基本料は税込11,000円
    事務手数料が3,300円
    あとは国に収めるお金「法定費用」だけです。
    ※輸入車は税込22,000円
  • 車検時のオイル交換が無料。
    また6ヶ月ごとの定期点検時のオイル交換代が、大幅割引になります。
    通常3,980円(小型自動車の場合)のオイル交換が特別価格2,200円(税込)で受けられます。
    ※店舗指定のオイルになります。
    ※ディーゼル車は別途費用が発生します。
  • 事前点検で丁寧に説明をしてくれるので、正確な情報がわかります。
  • 車検後2年間の整備保証付き、6ヶ月・18ヶ月点検無料で安心です。
  • ガソリン2年間5円/L引き
    八王子堀之内店(月間上限50L)・新百合ヶ丘店(月間上限200L)は会員割引との併用で5円/L引きとなります。
    ※半年ごとの更新が必要です。
  • タイヤローテーションも車検・12ヶ月点検時に無料となります。
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4-2.車検の速太郎

事前点検なし
点検項目法定点検56項目
工場指定工場
アフターフォロー車検後6ヶ月間または10,000kmまでの整備保証
割引 インターネット予約割引 1,100円
※初めてのお客様対象
代車費用店舗による
クレジットカードでの支払い基本料金、整備費用のみ対応可能(法定費用は現金)
  • 軽自動車でも大型自動車でも車検基本料は一律19,800円。
    ※輸入車は店舗へ確認。
  • 整備作業をユーザー自身の目で確認し、立合いながら車検を進めていくため安心。

4-3.ホリデー車検

事前点検なし
点検項目法定点検56項目
工場指定工場(店舗により認証工場)
アフターフォロー車検後6ヶ月間または10,000kmまでの整備保証
割引なし
代車費用有料
クレジットカードでの支払い基本料金、整備費用のみ対応可能(法定費用は現金)
※店舗により異なるため要問合せ
  • 排気量によりますが、車検基本料と法定費用を合わせて37,730円からです。
  • 受付から車検完了まで最短30分で完了させることに成功した実績があります。
  • 整備作業を自身の目で確認し、立合いながら車検を進めていきます。

4-4.オートバックス

事前点検なし
点検項目法定点検56項目
工場指定工場(店舗により認証工場)
アフターフォロー
  • 12ヶ月整備保証
  • メンテナンスオプションが2年間、無料で付帯
割引店舗による
代車費用店舗による
クレジットカードでの支払い基本料金、整備費用のみ対応可能(法定費用は現金)
  • オートバックス車検では200円(税込)につき1ポイント、Vポイントを貯めることができ、車検時にも利用が可能。
  • オイル交換やワイパー交換など定期的に実施しなければならないメンテナンスをパッケージ化したメンテナンスパックを用意しています。

4-5.イエローハット

事前点検あり
点検項目法定点検57項目、日常点検15項目、その他約30項目
工場指定工場(店舗により認証工場)
アフターフォロー車検後6ヶ月間または10,000kmまでの整備保証
割引
  • 早期予約割引
  • 初回割引
  • リピート割引
  • 即決割引
代車費用無料※事前予約が必要
クレジットカードでの支払い基本料金、整備費用のみ対応可能(法定費用は現金)
  • 早さと安心を提供する『60分車検』を行っている店舗もあります。
  • 事前にご予約いただくと、無料で代車のご用意ができます。
  • 店舗によって車検の料金や割引額が違うので確認が必要です。

5.まとめ

今回は車検費用のクレジットカード払いについてご説明しました。
多くの車検業者では、法定費用を現金で支払う必要があります。
これは車検基本料や整備費用については、それぞれの業者が任意で決めることができるのに対し、税金などを含んだ法定費用は、業者が自由に値段を決められるものではないからです。
ただし、一部の車検業者では、法定費用を含んだ車検費用全額のクレジットカード払いが可能となっています。
クレジットカード払いには、分割払いができるという便利さもありますが、総支払額がいくらになるのか、そこで車検を受けたときの特典はどんなものなのかなども含めて、もっともお得な業者を見つけるようにしてください。

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6.よくある質問

  1. Q1.なぜ法定費用は現金払いが基本なの?

    法定費用というのは重量税や自賠責保険料などのことで、これはどこで車検を受けても同じ金額を支払う必要があります。
    車検基本料や整備費用というのは、一般的な買い物と同じく、サービスの対価として支払うものですが、法定費用は支払いが義務づけられたものなので、クレジットカードを利用するとカード会社にお店が支払う手数料の分、お店が損をしてしまいます。
    それが法定費用では現金払いが多くなっている理由です。

  2. Q2.車検費用の全額をクレジットカードで支払えるところはある?

    自動車ディーラー系列の車検業者など、一部が対応しています。それらはクレジットカード会社に支払う手数料分を負担できるだけの資金力があるか、手数料分を負担してでもユーザーを取り込みたい、という狙いがあって行っているのではないかと思われます。
    現在のところは法定費用は現金払いのみ、という車検業者が一般的です。

  3. Q3.車検費用をクレジットカード払いにした時のデメリットは?

    一括払いであればデメリットはなく、ポイントがもらえる分だけお得といえます。
    しかし分割払いとした時には、分割手数料の分だけ総支払額が増えてしまうので、注意が必要です。
    車検業者を選ぶ際には、そこで車検を受けたことによる特典と支払額、分割払いにした場合の総支払額を見極め、もっともお得なところを選ぶようにしてください。

  4. Q4.クレジットカード以外の後払い方法はある?

    車検業者によっては、車検ローン(分割払い)に対応しているところもあります。ローンの場合は審査が必要ですが、カードの限度額に影響せず分割払いができるメリットがあります。また、一部の業者ではQRコード決済や電子マネーに対応しているケースもありますので、事前に問い合わせてみましょう。

  5. Q5.カード払いでポイントを効率よく貯めるコツは?

    還元率の高いクレジットカードを使うことが基本です。還元率1.0%以上のカードで10万円の車検費用を支払えば、1,000ポイント以上を獲得できます。ただし、ポイント還元率だけでなく車検費用そのものの安さを重視したほうが、トータルの節約効果は大きくなります。

  6. Q6.ニコニコ車検はクレジットカードでいくらまで支払える?

    ニコニコ車検では、車検基本料と整備費用についてクレジットカード払いが可能です(法定費用は現金)。支払い上限は、ご利用のカード会社の利用限度額に準じます。車検費用がいくらになるか事前に知りたい方は、ニコニコ車検の無料見積もりをご利用ください。

この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立。国産・輸入車の紹介からカスタマイズ、自動車周辺企業への取材など、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。