車検のお役立ちコラム
トヨタのディーラー車検の評判は?費用やメリットを紹介します
- 公開日:
- 2023.7.28
- 更新日:

車検時期が近づくと、ディーラーで受けるべきか、他の車検業者に依頼すべきか迷う方は多いでしょう。
本記事では、トヨタのディーラー車検の費用相場、メリット・デメリット、車検費用を安く抑える方法を解説します。車検業者選びの参考にしてください。

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- 目次
1.トヨタのディーラー車検の特徴とメリット
トヨタのディーラー車検の最大のメリットは、トヨタ車の構造やシステムに精通したサービスエンジニアが点検・整備を担当する点です。メーカー純正部品を使用し、専門知識を持つスタッフが対応するため、高い安全性と信頼性が期待できます。
また、新車購入時や中古車購入時に加入できるメンテナンスパックも用意されています。車検だけでなく12ヶ月点検やオイル交換なども含まれており、長期的な車両管理に適したサービスです。

1-1.トヨタ独自の『トヨタ車検』
トヨタは社内エンジニア向けに独自の資格制度を設けています。入社時は無級からスタートし、車の構造や装置の作動原理、コンピュータ制御、総合診断などの技術習得に応じて4級から3級、2級、1級へとステップアップします。
現在トヨタには約5万人のサービスエンジニアが在籍し、その80%以上が上級整備士と呼ばれる1級または2級の資格保有者です。高度な技術力を持つスタッフが対応するのがトヨタ車検の特徴です。
1-2.知恵と工夫で効率良く、確実な作業をおこなってくれる
トヨタ車検では、熟練のサービススタッフがチーム体制で車検作業を実施します。
サービスエンジニア2名が担当し、車検に必要な工具や検査機器を積載したトヨタ独自のシステム代車とともに作業を進めます。同時に車検検査員の資格を持つエンジニアが、作業の進行に合わせて検査を実施します。
作業と検査を並行しておこなうことで、待ち時間を短縮しながら確実な車検を実現しています。
1-3.ディーラーごとに設けられた『メンテナンスパック』
トヨタ車検の上位メニューとして、各ディーラーごとにメンテナンスパックが設定されています。
例えばトヨタモビリティ東京の場合、新車購入時に加入できる5年契約の「セレクト60」では、中間点検4回、12ヶ月点検3回、車検前チェックと車検を各2回に加え、オイル交換や洗車、冬タイヤ履き替え、ワイパーゴム交換など20項目を選択できます。ヤリスやシエンタなどのSクラスで19万7,200円です。
メンテナンスパックは中古車購入時の加入や、継続・途中加入も可能です。加入すると追加整備の工賃が10%オフになるため、長期的にはコストメリットがあります。
2.トヨタで車検を受けるときの流れ
トヨタディーラーで車検を受けるときには、どんな手順となるのか確認していきましょう。

2-1.車検を受けるときの流れとは
トヨタディーラーでの車検は、以下の流れで進みます。
- 車検の予約:ディーラーに電話またはWebで来店希望日を予約
- 受付:当日、必要書類と費用を持参して受付
- 点検・整備:サービスエンジニアが点検を実施し、追加整備が必要な場合は説明
- 検査・完了:作業と検査が終了したら車検完了
予約から完了までスムーズに進むため、事前に必要書類を確認しておくことをおすすめします。
2-2.車検を受けるときに必要なもの
車検を受ける際には、以下の書類を事前に準備しておきましょう。
- 自動車検査証(車検証):通常は車内に保管されていますが、事前に確認してください
- 自賠責保険証明書:車検証と同じく車内に保管されています
- 認印:手続きに必要です
自動車税の納税証明書は、現在オンラインで確認できるため持参不要です。ただし、滞納している場合は車検を受けられないため、事前に納税を済ませてください。
車検直前に納税した場合、システムへの反映に時間がかかることがあります。その際は納税証明書の発行が必要になるため注意しましょう。
車検費用については次の章で詳しく解説します。
3.トヨタのディーラー車検の費用相場と内訳
トヨタディーラー車検の費用は、法定費用、車検基本料金、その他の諸費用の3つで構成されています。それぞれの内訳を詳しく見ていきましょう。
3-1.法定費用
法定費用は、車検時に必ず支払う必要がある費用で、どこで車検を受けても金額は同じです。
内訳は以下の通りです。
- 自動車重量税:車の重さやエコカー減税対象車かどうかで金額が異なります
- 自賠責保険料:加入が義務づけられている保険料 ・印紙代:検査や登録の手数料
法定費用は業者による差がないため、車検費用を抑えるには車検基本料金の比較が重要です。
3-2.車検基本料金
車検基本料金には、検査料、技術料、代行手数料など車検に最低限必要な費用が含まれます。この料金は業者によって異なるため、車検費用を抑えたい場合は比較が重要です。
トヨタディーラー車検の基本料金は、24ヶ月法定点検費用、継続検査料、検査代行手数料の合計です。一般的な車検業者と比較すると高めに設定されています。
ただし、メンテナンスパック加入者は割引が適用されます。契約期間中の点検料金も含めて考えると、トータルコストでは割安になるケースもあります。
3-3.その他の諸費用
車検時の点検で、整備や部品交換が必要と判明するケースは少なくありません。その際に発生する部品代や交換工賃、整備工賃は業者によって異なります。
トヨタディーラー車検では、メンテナンスパック加入者に工賃割引が適用されます。一方、一般の車検業者では部品代がディーラーより安い場合もあります。
車検費用を抑えるには、基本料金だけでなく部品代や工賃も含めた総額で比較することが大切です。
4.トヨタディーラー車検の評判と口コミ
トヨタディーラーで車検を受けた方の実際の口コミを、良い評判と悪い評判の両面からご紹介します。

4-1.実際の利用者の口コミ
- <ポジティブな口コミ>
- 購入したディーラーで車検を受けた、ということもあると思いますが、予約や代車の用意など、すべてスムーズでした。
- トヨタ車のプロが点検や整備をしてくれるので安心です。
- スタッフの対応が丁寧で時間も掛かりませんでした。
- <ネガティブな口コミ>
- サービスのクオリティが高いのでしょうがないとは思いますが、費用は高めかなと感じました。
- コーティングなど車検とは関係のないサービスの案内があり、応対が面倒だった。
- 代車を用意してくれたのは助かったが、好みではない車だった。
ポジティブな面ではサービスの質の高さや安心感の強さが目立っています。一方でネガティブなものは、ついでにこういったサービスはいかがですか?といった営業トークに煩わしさを感じている方もいるようです。
しかしこういった応対は店舗によっても違ってくると思われますので、車検をお願いしようと思っているディーラー各店舗の口コミを確認してみることをおすすめします。
5.車検費用を安く抑える方法
車検は新車購入から3年後、その後は2年ごとに受ける必要があります。車検費用を抑えることは、車の維持費を削減する上で重要なポイントです。
ここでは、車検費用を安く抑えるための具体的な方法を解説します。
5-1.車検基本料金が安いところを探す
車検費用のうち、業者によって差が出るのは車検基本料金です。費用を抑えたい場合は、複数の車検業者のホームページで基本料金を比較しましょう。
また、ガソリンスタンドで車検を受けると燃料代割引などの特典が受けられる場合があります。こうした特典は業者によって異なるため、長期的な視点でお得かどうかを判断することが大切です。
トヨタディーラー車検では、メンテナンスパック加入でトータルコストを抑えられます。基本料金だけでなく、特典やアフターサービスも含めて比較検討してください。
5-2.おすすめの車検業者
車検はディーラー以外にも、ガソリンスタンド、整備工場、オートバックスやイエローハットなどのパーツ量販店で受けられます。
その中でおすすめなのがニコニコ車検です。
ニコニコ車検では、車検に必要な料金を明確に提示しています。トヨタ車の場合は車種別車検費用一覧で、すぐに料金を確認できます。他メーカーの車も料金シミュレーターで簡単に見積もり可能です。
さらに車検後の特典も充実しています。
- ガソリン代5円/L割引(2年間)
- 2年間の整備保証
- 6ヶ月点検・18ヶ月点検の無料実施
- タイヤローテーション無料
- オイル交換2,200円(2年間)
詳しい料金や特典については、お近くの店舗でご確認いただけます。
6.まとめ
トヨタディーラー車検は、トヨタ車に精通したサービスエンジニアがチーム体制で点検・整備・検査をおこなうため、高い安全性と信頼性が期待できます。
メンテナンスパック加入者は、追加整備の工賃割引やオイル交換無料などの特典があり、トータルコストで見れば割安になる場合もあります。
ただし、1回あたりの車検基本料金は一般的な車検業者より高めです。
車検費用を抑えたい場合は、ニコニコ車検をはじめとする車検業者、ガソリンスタンド、整備工場、パーツ量販店などの基本料金や特典を比較し、自分に合った業者を選びましょう。
- この記事の執筆者
- 自動車専門ライター 高田 林太郎
- 自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立。国産・輸入車の紹介からカスタマイズ、自動車周辺企業への取材など、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。



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