車検のお役立ちコラム

車検証は再発行できる!手続き場所・必要書類・手数料を解説

公開日:
2023.11.8
更新日:

車を運転しているときは車内に備え付けておかなければならない、と法で定められているのが車検証です。
しかしいざ必要となったとき、どこにしまったのかわからない、ということも、意外にあったりすることです。
そんなとき、車検証は再発行してもらえるのでしょうか。再発行してもらうためにはどこで手続きをして、どんなものを用意していけばいいのでしょうか。
ここでは正式には「再交付」と呼ばれる車検証の再発行手続きについてご説明します。

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目次

1.車検証の再発行は可能?

疑問イメージ

車検証は多くの場合、ディーラーでもらったビニール製の車検証入れにはさみ込み、グローブボックスなどにしまっているものです。ところが、いざ探してみると車検証入れに入っていないということもあったりします。また、車検証入れには入っているけど、汚れてしまっていて読めない、ということもありがちです。
そういう場合には、車検証を再発行してもらうことができます。では、どのような手段で再発行してもらえるのか、確認していきましょう。

1-1.再発行はどこでしてもらうのか

車検証の再交付は、普通自動車の場合は使用の本拠の位置を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所、軽自動車の場合は管轄する軽自動車検査協会の事務所・支所・分室で手続きします。手続き時間は窓口の混雑状況や書類の記入状況によって異なるため、受付時間を確認し、余裕を持って訪問しましょう。
管轄の運輸支局は国土交通省のWEBサイトで確認ができます。
全国運輸支局等のご案内
軽自動車検査協会は以下のWEBサイトでの確認ができます。
お問い合わせ先(全国の事務所一覧)

1-2.本人でなくても再発行は可能

車検証の再交付は、車検証に記録されている使用者本人がおこなう場合が一般的ですが、本人以外にも、ディーラーや専門の代行業者に手続きを依頼できます。運輸支局や軽自動車検査協会の窓口が開いている時間と仕事の都合が合わない、というときなどは、ディーラーや専門業者に依頼したほうがスムーズでしょう。
ただし、代行手数料が必要となるため、自身で窓口に行って手続きするのと比べると費用が高くなりますので、その点はご注意ください。

2.車検証の再発行で必要なもの

申請書イメージ

車検証の再発行で必要となる書類は以下のとおりです。

2-1.書類関係について

<普通自動車>
  • 申請書(第3号様式)
  • 手数料納付書(450円分の自動車検査登録印紙を貼付)
  • 使用者または代理人の本人確認書類
  • 使用者の委任状(代理申請の場合。申請書に使用者の記名があれば不要)
  • 車検証(汚損・破損した車検証を提出できる場合)
<軽自動車>
  • 自動車検査証再交付申請書(軽第3号様式)
  • 申請依頼書(使用者以外が申請する場合)
  • 車検証(汚損・破損した車検証を提出できる場合)

申請書は運輸支局や軽自動車検査協会の窓口にあるのでその場で書いても問題ありません。
事前に書いておきたいという場合には、普通自動車は国土交通省のWEBページ、軽自動車は軽自動車検査協会のWEBページから申請書をダウンロードできます。

普通自動車の場合は、申請書の「申請又は請求の事由」欄に「紛失のため」「破損のため」など、再交付を受ける理由を記入します。理由書を別に添付する場合は、申請書への理由の記入は不要です。

本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどです。

普通自動車を代理人が申請する場合は委任状、軽自動車を使用者以外の方が申請する場合は申請依頼書が必要です。各書類は、国土交通省または軽自動車検査協会のWEBサイトから入手できます。

車検証を再交付したあとに車検を受ける予定がある方は、車検時に必要となるほかの書類も確認しておきましょう。

普通自動車については普通車の車検に必要な書類と手続きの流れを解説、軽自動車については軽自動車の車検に必要な書類と手続きの流れを解説で詳しく紹介しています。

2-2.手数料について

車検証再発行の手数料は、普通自動車と軽自動車ともに450円となっています。
普通自動車の場合は運輸支局の窓口で手数料納付書を入手し、印紙販売窓口で450円分の自動車検査登録印紙を購入して貼付します。
軽自動車の場合は軽自動車検査協会の窓口で手数料を納付します。

2-3.電子車検証を紛失・破損した場合

電子車検証本体を紛失した場合や、券面の内容を確認できない場合、ICタグの破損によって情報を読み取れない場合も再交付の申請が必要です。

普通自動車は管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きをおこなってください。

車検証閲覧アプリで情報を確認できる場合でも、電子車検証本体を自動車に備え付ける義務はなくなりません。

3.車検証なしだと問題がある?

車検証は、公道を走る際に自動車へ備え付けていなければなりません。そのためディーラーは車検証入れを用意して、グローブボックスなどにしまってくれているのです。
では、もしなくしたまま公道を走ったらどうなるのでしょうか。

3-1.車検証なしでの公道走行は法律違反で罰金刑も

車検証は道路運送車両法第66条で『自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない』とされています。
車検証がないと気付いたら、再交付が完了するまで公道を運転せず、速やかに手続きをおこないましょう。

4.まとめ

今回は車検証をなくしてしまったり、汚れてしまった場合などの、再発行手続きについてご説明しました。
車検証の再発行をおこなっているのは、普通自動車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会の窓口です。
窓口が開いている時間に手続きができるなら本人がおこなえば450円の手数料のみで再発行が可能です。代行費用は発生いたしますが、ディーラーや専門業者のほか、当店でも代理での再発行手続きが可能です。なお、代行費用は店舗によって異なりますので、あらかじめご利用予定の店舗へご確認いただけますと幸いです。
車検証は、公道を走る際に自動車へ備え付けていなければならないと定められています。そのため、なくなってしまっていることに気がついたり、破損して読めなくなっている場合などには、すぐに再発行をおこなうようにしてください。

車検証の再交付を済ませ、車検の必要書類や費用について相談したい方は、お近くのニコニコ車検の店舗を探すから最寄りの店舗をご確認ください。

この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立。国産・輸入車の紹介からカスタマイズ、自動車周辺企業への取材など、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。