車検のお役立ちコラム

車検ってどのくらい時間がかかる?車検に必要な時間の目安とは

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新車を購入したら3年後に、そのあとは2年ごとに受けなければいけない車検。もちろん車検を受けている間は、車を使うことができません。
では実際のところ、車検にはどのくらい時間が掛かるのでしょうか。
今回は車検にかかる時間の目安について確認しておくのとともに、車検で必要となる時間を短縮するためのコツや、そのときのデメリットなどもお伝えします。

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目次

1.車検って何をするものなの?

車検は定期的に受けなければならないと、法によって定められているものです。その時期は、新車の場合は登録してから3年後、その後は2年ごととなっていて、車検を受けずに公道を走行していると刑事罰を受けることになります。
ではその車検ではなにをしているのでしょうか。まずはそこから見ていきましょう。

1-1.車検は公道を走ることができる安全性を確認するもの

車検というのは公道を走行するときに必要な安全性が確保されているかどうかを確認する検査のことです。その検査は陸運支局か、陸運支局と同等の設備を持ち、資格を持った検査員が常駐している指定工場でおこなわれます。
この検査項目は決まっていて流れ作業でチェックをおこなっていくため、検査自体ははじめてしまえば30分程度で終了します。
しかし一般的な車検では、2〜3日間車を預ける必要があります。それはなぜなのでしょうか。

1-2.法定点検と検査に加えて基準に達していない部分の整備もおこなう

車検に2〜3日という時間が必要となる理由は、検査以外の部分にあります。
というのも、車検を受けるためにはまず、法で定められた24カ月点検を受けていなければなりません。これは一般的に、車検の前におこなわれるため、そのぶんの時間が必要となります。
またそのとき、車検に合格する基準に達していない部分が見つかれば、整備をおこなわなければ車検で不合格となってしまいます。その整備の時間や、部品を手配する時間というのも必要です。
一般的にはそういった作業も含めての車検となるために、車検には2〜3日間かかる、といわれることになります。

2.車検にかかる時間のあれこれ

時間イメージ

では、車検にかかる時間を詳しく見ていきましょう。

2-1.車検が早く終わるケース

車検前に点検をおこない、なにも問題がないという場合には、車検はすぐに終わります。とくに指定工場に車検を依頼した場合は、その日のうちに車検が終わる、ということもあります。
また、事前に整備工場や自身で点検をおこなっていて、陸運支局に自身で車を持ち込んで車検を受けるという、いわゆるユーザー車検の場合も、不合格にならなければ短時間で車検は終了します。仮に一度車検不合格となった場合も、その日であれば再車検が受けられますので、陸運支局近くにある予備検査場でチェックや整備をおこなって再車検を受ければ、多くの場合はその日のうちに車検が終わります。

2-2.車検に時間がかかるケース

車検に時間がかかる、というのは、検査そのものではなく整備に時間がとられてしまうケースがほとんどです。法定点検をおこなったところ、たとえばタイヤの溝がないとか、ブレーキパッドがすり減ってしまっている、オイル漏れが見つかったなどというトラブルが発見されれば、交換できる部品は交換しなければなりません。オイル漏れがある場合などは分解してパッキンを交換するなどといった作業が必要となります。
そのとき、すぐに部品が手に入り、すぐに作業に取りかかることができればいいのですが、状況によっては待ち時間が発生することもあります。そうなるとそのぶん時間が必要となってしまうのです。
ただ、きちんと予約をして車検を受けていれば、ほとんどの場合は2〜3日間で検査までが終了します。逆に、予約無しの飛び込みで車検を依頼した場合には、予約をしている車が優先となるために、時間がかかってしまう場合もありますので注意が必要です。

3.短時間車検の仕組みとは

それでは短時間車検がどのような方法で実現されているのか、その内容を確認してみましょう。

3-1.短時間車検の仕組み

短時間車検とは、車を持ち込んだその日に車検が完了するもののことをいいます。
その時短のために、車を持ち込むにはかならず予約が必要です。その予約した日時に確実に作業ができるよう人員の手配をおこなっているのです。
さらに、短時間車検をおこなっている業者の多くは、指定工場となっていて、自社で検査を完了させることができます。
さらに整備が必要な場合に、素早くユーザーに了解を得るため、立ち会いでの作業をおこなっていることも多くなっています。一般的な車検の場合、点検をおこなってから状況説明をし、さらには作業に対する了解を得る必要があるために時間が必要となりますが、短時間車検の場合にはその場その場で対応ができるので、トータルでの時間短縮が可能となっています。

3-2.短時間車検のデメリット

そう聞くといいところばかりのような短時間車検ですが、デメリットがないわけではありません。
まず挙げられるのは、予約日時を守らなければならない、ということです。突発的な事情で予約日時に車を持ち込めない場合には、当然他の車が優先となってしまうために短時間での車検は不可能となってしまいます。
また、点検中に車検に不合格となるような大掛かりな修理が必要な箇所が見つかった場合には、あらためて修理をする必要があり、車を預ける必要が出てくる可能性もあります。
さらに、短時間で車検を終わらせるため、最低限の点検項目のみをチェックしていくため、整備状況がよくなく、車検後にトラブルが起きる可能性もないわけではありません。
ただし、こういった点は、車検以前の余裕があるときに点検や整備をおこなってもらっておけば、ほぼ問題なくクリアできることでもあります。余裕がある場合には、車検時にすべてを済ませてしまおうと考えるのではなく、早め早めの点検や整備を心がけるようにしてください。

4.車検を受けるときの注意点

注意イメージ

では、車検を受ける場合の注意点を挙げておきます。
まず最初に、車検はいつでも受けることができます。ただし車検の有効期間は、車検に合格してから2年間となっています。
たとえば前回の車検から1年半しか経っていないのに車検を受けて合格すると、次の車検までの期間は2年半となるのではなく以前と同じく2年間ですので、トータルで見ると早く車検を受けたからといって得になることはありません。
ただし、車検証有効期間満了の1ヶ月前から満了までの間に車検に合格すれば、次の有効期間は満了日から2年間になる、というシステムとなっています。そのため車検は、満了日の1ヶ月前から満了日までの間に受けるようにしてください。
それを確実におこなうために必要なのは予約です。満了日ギリギリになって車検を受けたいと思っても、整備工場などの都合が合わなければ作業をお願いすることはできません。そこで車検期間満了日が近づいてからではなく、約2ヶ月くらい前から1ヶ月前までの間に、作業予約をしておきましょう。そうすれば予想していなかった大きなトラブルが見つかっても、余裕を持って対処できるようになります。
予算に関しては、法定費用ぶんを用意しておくのはもちろん、車検基本料など整備工場に支払う金額を用意する必要がありますが、これも余裕を持って動いておけば、いろいろな車検業者に問い合わせができますので、もっともお得なところを見つけることが可能です。くれぐれも、早め早めに動く、ということを忘れないでください。

5.まとめ

今回は車検にかかる時間の目安と、短時間車検の仕組み、そのデメリットなどについてご説明しました。
車検は定期的に受ける必要があり、安全に公道を走るために必要なものです。その検査項目は法で定められていて、車検証の有効期間が切れた状態で公道を走ってしまうと刑事罰を受けることになります。
そんな車検ですが、検査自体は流れ作業でおこなわれるため、多くの時間は要しません。ではなぜ車検で2〜3日間車を預ける必要があるのかというと、同時に法定点検や整備をおこなっているからです。
短時間車検は車の持ち主が作業に立ち会うことで、点検や整備箇所の説明をその場でし、すぐに作業をおこなうことで実現をしています。
いずれにしても車検は、車検有効期間満了日の1ヶ月前から満了日までの間に受けるのがもっともお得です。早い時期からいろいろな車検業者を調べ、お得と思えるところに予約を入れておく、ということをおすすめします。

この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立。国産・輸入車の紹介からカスタマイズ、自動車周辺企業への取材など、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。