車検のお役立ちコラム

車検の見積もりが20万円?!それって適正価格?車検見積もりの適正価格と、高くなってしまうケースとは

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車検では法定費用の支払いや車検基本料、整備料金などを支払う必要があるため、ある程度はまとまった金額を用意しておかなければなりません。
しかし見積もりをとったところ『20万円です』といわれてしまったら、驚いてしまいます。
ではこの金額は、はたして適正なのでしょうか。
今回は車検見積もりの費用が適正なのかどうかの見分けかたや、見積金額が高くなりがちなケースを見ていこうと思います。

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目次

1.車検費用が高くなってしまう理由とは

高いイメージ

  車検の見積もりをとったところ、総額20万円といわれてしまうと、ちょっと驚いてしまうかもしれません。
しかしそういう金額になるのには理由があるはずです。
まずはどんな理由で総額が高くなってしまいがちなのか、そこを探っていきましょう。

1-1.年式が古かったり走行距離が多い

一般的に新車や登録してから5年程度の車の場合、車検総額は10万円以下で収まることが多くなっています。
これは新しい車の場合、タイヤがまだすり減っていなかったり、トラブルが特になかったりすることが多いからです。
しかし走行距離が多い車は、タイヤがすり減っている可能性が高まりますし、ブレーキパッドも減ってしまっている可能性があります。そこでもし、タイヤなどの交換が必要となると、サイズにもよりますがタイヤは1本1〜3万円ほどしますので、4本で4〜12万円ほどの費用が必要となります。ブレーキパッドも前輪用が1セットで2万円ほど、後輪用も同じく2万円ほどですから、もしタイヤやブレーキパッドの交換が必要となると、それだけで8〜20万円というお金が必要となってしまいます。
これがもし、年式が古い車で、故障箇所や不具合が多いということになれば、そのぶん整備費用などの部品代がかさむことになります。
これが車検費用が高くなってしまう、ひとつ目のポイントです。

1-2.気がついていなかった大きな故障が発見された

普段何も気がつかずに車を使っている場合でも、プロが見るともう限界、という故障を抱えている車がないわけではありません。
ひどい車になると、タイヤが完全にツルツルなのに交換していなかったり、ブレーキパッドがなくなって、鉄板のみで減速している車、というものも存在した例があります。
それほどひどくなくても、たとえばLEDテールレンズのLED球がひとつだけ切れている、ということもあって、そうなると一般的な整備工場ではテールレンズを丸ごと交換しなければならず、そのぶん費用が高くなる、ということもあったりします。
こういった、車のオーナーが気がついていない故障やトラブルも、整備しなければ車検には合格しません。当然そのぶん、車検費用はかさむことになります。

1-3.部品流通が少ない希少車や部品代が高い輸入車である

国産車に比べて輸入車は部品代が高めに設定されていることが多く、交換するための整備費用も高くなりがちです。
また希少車の場合には部品自体がすでに存在していない、というケースもあって、維持するためには他車用の部品を加工流用するなどといった工夫が必要なケースもあります。
こういった場合にも当然、車検時の検査で整備が必要となったときには、車検費用の総額がかさむことになります。

2.車検費用の内訳とは

では、車検費用に含まれる金額の明細を確認してみましょう。

2-1.法定費用

法定費用というのは車検時に支払う必要がある重量税や自賠責保険料、車検の検査料となる印紙代のことです。
これらのうち印紙代のみ、地域や車検を受ける場所の違いによって数百円程度の上下はありますが、重量税や自賠責保険料は車種や期間で一定となるため、どこで車検を受けてもほぼ同じ金額が必要となります。
もう少し細かくいうと、重量税は車の重さに対してかけられている税金なので、重い車は高くなります。自賠責保険料は軽自動車と普通自動車で金額が違い、また期間が24ヶ月なのか25ヶ月なのかなどの違いでも金額が変わります。
いずれにしてもこの法定費用に関しては、値切ることができないものとなっています。

2-2.車検基本料金

車検基本料金というのは、車検を扱っている業者がそれぞれに決めている、点検などに要する費用のことです。
その相場は、カーディーラーは比較的高めで、車検専門店や整備工場、ガソリンスタンドなどは比較的安めとなっています。
ただし、高いからといってダメ、というわけではなく、車検で車を預けている間に使える代車費用が無料であったりするなど、付帯するサービスも含めて、その費用が妥当かどうかを考えておく必要があります。

2-3.車検費用の相場

それでは車検費用の相場を見ていきましょう。

車両重量 車検費用
軽自動車 約5万円~
~1.0t 約6万円~
~1.5t 約7万円~
~2.0t 約8万円~

これが一般的な車検で必要な総額となります。もちろん、整備が必要だったりした場合には、整備費用や部品代がこれに加わることになります。

3.車検費用を安く抑えるためのコツ

コストダウンイメージ

車検費用を抑えるためにはどうしたらいいのでしょうか。そのポイントを見ていきましょう。

3-1.ひとつではなく複数の業者を比較する

車検で必要となる法定費用については、どの業者に出しても同じです。しかし車検基本料については、業者によって差があります。
そのためそろそろ車検だ、という時期になったら、いろいろな業者で見積もりをとってもらうことが大事です。
もしかしたら見積もり時に、気付いていなかった整備箇所などが発見されることもあります。そうすると車検時に必要な総額も変わってきますので、まずは複数の業者を比較するところからはじめましょう。

3-2.車検時だけではなく日常からメンテナンスをおこなっておく

2年に1度の車検時のみにメンテナンスをおこなっている場合には、大きなトラブルが発見されがちになります。
しかし普段からメンテナンスをおこなっておけば、トラブルを早い段階で発見しやすく、大きなトラブルになる前に、大きなお金をかけずに修理していくことも可能です。
オイル交換などをプロにおこなってもらっておけば、そこで小さなトラブルを見つけてもらうこともできますので、普段からメンテナンスをおこなっておくというのは、車検時に必要な金額を抑えることにも繋がります。

3-3.その場の支払額だけではなくそこで車検を受けたことによるメリットも考慮する

車検業者によっては、車検を受ければ燃料代の割引があるなどといった特典を用意しているところもあります。走行距離が多いという人にとってこういうサービスは、あとで効いてくるはずです。
また、早く予約をすればそのぶん車検基本料を割り引いてくれたり、車検後の点検料を無料としたり、割り引いてくれるといったサービスを用意しているところもあります。
こういった特典は、それぞれの業者のホームページに掲載されていますので、トータルでもっともお得なところを探しておく、というのも大事なポイントです。

4.まとめ

今回は車検費用の内訳や高くなってしまう原因、車検費用の目安や安く車検を済ませるポイントについてご説明しました。
車検は定期的に受けなければいけないものです。しかもそのときに、重量税や自賠責保険料、点検費用としての印紙代をかならず支払わなければなりません。
その上で、業者がおこなう点検費用としての車検基本料が必要となり、また点検した結果整備が必要となれば、整備料金や部品代も必要となります。
車検のためにはこういった料金が必要となりますが、事前に点検を受けていたり、見積もりをとっていれば、実際にどの程度の金額が必要となるのかが把握できます。とくに見積もりを複数社からとれば、どこがもっとも金額的にお得なのか、車検後にはどんな特典が得られるのかまで含めて判断ができます。
車検期間満了日ギリギリになって動くのではなく、余裕を持って動くことで、コスパに優れた車検を実現しましょう。

この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立。国産・輸入車の紹介からカスタマイズ、自動車周辺企業への取材など、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。