車検のお役立ちコラム

ディーラーから車検のお知らせがきたけど他で受けたい。断り方と気にしなくてもいい理由

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ディーラーから届く車検の案内は断っても全く問題ありません。他社で車検を受けても今後のメンテナンスや関係性に悪影響が出ることはほとんどないので、安心してください。

実際、多くの方が費用を抑えるために車検専門店などを選んでおり、ディーラー側も「断られること」には慣れています。むしろ、高いと感じながら無理に付き合う必要はありません。

この記事では、角を立てずに辞退する具体的な断り方のフレーズや、ディーラー以外で安く・安全に車検を受けるためのポイントを解説します。

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目次

1.ディーラー以外で車検を受けてもいい理由は?断っても失礼ではない

車を買ったディーラーがわざわざお知らせをくれているのに、それを断るのは気まずいと考える方は、人として素晴らしい方だと思います。
しかし実際のところ、ディーラーに対してそこまで気を遣う必要はありません。その理由を解説します。

1-1.もともとディーラーは断られる前提でお知らせを出している

ディーラーから届く車検のお知らせは、販促活動の一環であるダイレクトメール(DM)と同じ扱いです。多くのユーザーが他社と比較検討した上で断っており、営業担当者も断られることを前提に送付しています。

また、ディーラー側も自社の費用が他店に比べて高額になりやすいことを自覚しているため、過度な気遣いは不要です。納得感のある車検選びをするために、費用面を理由に断ることは至極正当な判断といえます。

ディーラー車検を断った後、自分に合った依頼先をどう選べばいいか迷っている方は、下記記事も参考にしてください。
関連記事:車検一筋29年のプロがおすすめする車検専門店5選

1-2.ディーラー自身がディーラーでの車検が高い、ということを認識している

ディーラーでの車検は、車検専門店や整備工場などでの車検と比べると高額になりがちです。このことはディーラー自身も十分に理解しています。
そのため費用面を理由に断ることも、まったく問題がありません。

ディーラーの費用がなぜ高額になりやすいのか、その具体的な仕組みや安く抑えるコツについては、下記記事で詳しく解説しています。
車検ひと筋29年のプロが伝授、車検費用を抑える5つのコツ

2.気まずくない!ディーラー車検の具体的な断り方3選

それでもなにか理由がなければ断りづらい、というかたに、いくつかディーラーでの車検を断るための具体例を挙げてみましょう。

2-1.他社でとった見積もり額を伝える

もっとも簡単で説得力があるのは、他の車検業者でとった見積もり額をそのまま伝えることです。

ディーラーは自社の車検費用が高額になりやすいことを自覚しており、価格競争では他社にかなわないと理解しています。

『点検の充実』や『整備作業の品質』を理由にさらなる勧誘を受けることもありますが、「予算的にどうしても厳しい」とはっきり伝えれば、それ以上の無理な引き止めは受けにくくなります。

2-2.知人や親戚の整備工場に頼まれたと伝える

「知人や親戚の整備工場に頼まれている」という理由は、人間関係を優先する形になるため、角を立てずに断れる有効な方法です。

ディーラーと整備工場のつながりは広いため、稀に詳細を尋ねられることもありますが、具体的な店名は出さずに「家族の付き合いがある工場」などとぼかしておけば問題ありません。

個人的な縁を理由にされると、ディーラー側もそれ以上の営業活動がしにくくなるのが一般的です。

2-3.現在検討中であると伝える

すぐに結論を出したくない場合は「いまどこに車検を出すか検討している」と伝えるのも一つの手です。

嘘をつく必要がないため心理的な負担も少なく、まずは保留にすることができます。それでもなお営業をかけられた場合には、最終的に「金額的に厳しいので他社に出すことにした」と伝えればスムーズです。

「検討中」と伝えて時間を稼ぐ場合は、車検の満了日を正確に把握しておくことが重要です。期限を過ぎてしまうと公道を走れなくなるため、下記から確認方法をチェックしておきましょう。

【専門家が解説】車検費用を安く抑える5つのコツ|期間や事前準備も紹介

3.ディーラー以外で車検を受けるならどこがおすすめ?

車検イメージ

ディーラーでの車検を断るにしても、車検はかならず受けなければなりません。ではどこで車検を受ければいいのでしょうか。
そこでディーラーや整備工場、ガソリンスタンド、車検専門店の特徴を見ていきましょう。

3-1.ディーラー車検の特徴

ディーラーでの車検は、他社と比べると費用が高額になりがちです。しかし慣れている自社で販売した車の点検や整備をおこなってくれる、という点での安心感があります。
また注意をしておきたいのは、メーカー保証の要件にディーラーでの点検や整備をおこなう、という項目がある場合、ディーラー車検が必須になるということです。この点はご自身の愛車の保証書を十分に確認してください。

3-2.整備工場の特徴

整備工場での車検は、融通が利きやすいというメリットがあります。整備に関しても予算に合わせて最重要ポイントを優先し、ほかの部分は後日に、といった対応をしてくれることもあります。
ただし、費用面的にはディーラーほどではなくてもそれなりに高めであることが多いので、まずは見積もりをとってみてください。

3-3.ガソリンスタンドの特徴

車検だけではなく、その後の特典も含めて費用面で有利になりがちなのがガソリンスタンドでの車検です。
ガソリンスタンド車検は、その場で点検整備をおこなうところと、提携している整備工場でおこなうところがありますので、見積もり時にこういった点も確認しておいたほうが安心です。

3-4.車検専門店の特徴

車検専門店は車検を通すための最低限の点検や整備をおこなうため、短時間で車検作業が終わる、というメリットがあります。費用面も抑えられます。
また、事前点検をおこなっているところでは、車検前に費用総額が確認できるため、安心して車検を受けることができます。
ただし、ここでの点検は車検項目に限ったものとなりますので、細やかな点検や整備を受けたい場合にはあらためてディーラーや整備工場に依頼する必要があります。

4.まとめ

わざわざディーラーから車検時期のお知らせがきているのに、それを無下に断るのは気まずい、というのは人情です。
しかし実際には、連絡なしで他社に車検を出している人がほとんどですので、気にする必要はありません。
それ以上に大事なのは、なにを重視して車検を受けるのか、ということです。細かな部分まできっちり点検と整備してもらいたい、というのなら、費用は掛かりますがディーラーに作業をお願いしたいところですし、そういう細かな点検や整備はあとにして、いまは早く安く車検を受けたいというのなら、車検専門店に依頼するのもありです。
いずれにしても、数社から見積もりをとって、車検後のアフターサービスや特典なども検討し、もっともお得と思われるところを選ぶ、ということをおすすめします。

この記事の執筆者
自動車専門ライター 高田 林太郎
自動車雑誌の編集者として出版社に勤務したのちフリーランスライターとして独立。国産・輸入車の紹介からカスタマイズ、自動車周辺企業への取材など、自動車業界の現場にてさまざまに活動中。